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私が見た未来完全版の感想「作者・予知夢・災難がよくわかる」

アマゾンベストセラー1位(カテゴリ:本)、ついに復刻発売された「私が見た未来完全版」を読んだ感想です。漫画の核心部分には触れず、初めて読む人に支障の無いように書きますが、若干ネタバレも含まれますのご了承ください。

東日本大震災」の地震を予知した漫画としてテレビ・ネットで注目されている話題の本、ベストセラー1位でみんなの関心の高さがわかる。

予知が外れた?富士山噴火についても解説されているが、作者の「たつき諒(たつき りょう)」いわくこの漫画が発売された目的は2025年7月の予知夢を伝える為となっている。そして漫画が完全版とうたっている理由は、漫画とともに作者が夢を見た際に書き留めていた「夢日記(夢の記録)」でのラフ画、絵コンテも詳しく掲載されているからだ。「信じる、信じない」「予知夢が当たる、当たらない」は別として、予知夢を見た具体的な内容を基に漫画を描いている事が鮮明にわかる。

 

私が見た未来完全版は予知夢・短編の2部構成

「私が見た未来完全版」は1冊まるまる「予知夢の漫画」とはなっていません。2部構成になっており、第1部は「予知夢編」で、作者「たつき諒(たつき りょう)」が実際に夢を見た事を書き留めていた「夢日記」を漫画にしたもので、夢日記の絵コンテを織り交ぜながら解説しています。漫画は95年「スコラ」と96年「朝日ソノラマ」で掲載されたもので、内容が被っているものもあります。第2部は「ミステリー漫画編」、作者が描いた99作品の漫画の中から「たつき諒(たつき りょう)」の人物像が垣間見れる1作と、短編ミステリー8作の合計9作品を掲載しています。

予知夢目的で購入しましたが、短編ミステリーも面白かったです。内容的には「本当にあった怖い話」的な漢字です。

 

予知夢・夢日記について

作者によると予知夢は2種類のタイプがあるらしい、「そのままの未来を見る」予知夢と、イメージで伝えられメッセージとして見る「象徴夢的予知夢(しょうちょうむてきよちむ)」。また作者は、予知夢を書き留めているが、夢を見た日付と、それを体験する日付が一致しているようです。細かく夢を書き留めている為、具体的な日付を伝える事ができている。また、ある大物人物との出会いが自分の転換点になっていることを語っています。

 

2025年7月の大災難とは

冒頭で書いた通り、今回「私が見た未来完全版」が発売されるに至ったのは、単なるブームではなく必然的なものと漫画を読むと感じる。そのための「私が見た未来(旧作)」の「大災害は2011年3月」だったと…。今回新たに予知夢されているのは「大災害」ではなく「大災難」となっています。災害と災難の違いとは?作者の解釈もあります。また、グーグルアース的に空からの情景も見ていて、日本はもちろん「地球規模の大災難」になるのかもしれません。

 

作者は夢で、「天上人」にあることを告げられてることを告白しています。そしてそれを「自分の役割が終わる日」と感じています。

「私が見た未来完全版」は漫画であり読み物でもある。予知夢を見る人の事を知るいい機会にもなる、おすすめのオカルト漫画でした。

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