ホラー漫画で一番不気味な「座敷女」
面白いホラー漫画はたくさんあるけど、私の一番おすすめのホラー漫画はこれ「座敷女」!リアルに怖い都市伝説のような1巻完結の漫画です。さっくと読めて不気味に怖い!
「座敷女」ストーリー
一人暮らしの大学生ヒロシはアパートに住んでいる。ある夜隣に住んでいる同じ大学の山本の部屋をチャイムを鳴らしドンドン叩く大きな女がいた。黒い長い髪と表情の無い顔、ストッキングは伝線していて手首にはリストカットした後がある、トレンチコートを着て紙袋を持っている気味の悪い女。ドアを開けてこの女を見てしまったがために恐怖が始まる。
この漫画が怖い理由
怖い人というジャンルの中にもいろいろタイプがある。ガラが悪いとか喧嘩が強そうだとか、漫画のキャラだと「トオルとヒロシ」「ラオウ」「範馬勇次郎」?(笑)
でもある意味一番怖いのは「何を考えているかわからない人」だと思う。それが座敷女に登場する「サチコ」と呼ばれる大柄な女性だ。隣の住人の彼女?と思われるその女性は服装が汚くストーカーのような執拗さと陰湿さを持っている。空手をやっている友人が本気で蹴り飛ばしても効き目がない。単なるストーカーと思っていた女性が普通でないことが読み進めていくと分かってくる。そしてラスト、オチが漫画的でない終わり方で本当の都市伝説のようになっているのが怖さを決定づけている。
都市伝説「口裂け女」を彷彿させる恐怖
座敷女を読むと子供の頃に震え上がった「口裂け女」を思い出す。
当時小学生だった私は「口裂け女」が怖くて、親と一緒でも夜に外を歩くのが怖かった。その当時は、小学生の間で「あそこの道で口裂け女がでた」など情報が飛び交い…今思うと嘘だったと笑えるのだが、当時は「近くの病院から抜け出して歩いている」「口を裂かれる」など本当に信じて怖かった。
そんな「怖かった気持ち」を思い起こさせる漫画だ。
ドラゴンヘッドの望月峯太郎
作者の望月峯太郎さんの代表作に「ドラゴンヘッド」がある。妻夫木聡主演で映画化されたので知っている人も多いと思う。今人気の俳優山田孝之も出演している。
ストーリーは修学旅行買えりの新幹線がトンネルで崩落事故にあう。真っ暗闇のトンネル多くの死者の中で正気を失っていくノブオ。テルとアコは家族のもとに帰ろうと脱出を図るが…トンネルを出ると更に衝撃な展開が待っている!この漫画も暗闇の中、何が起きているか分からない状況で話が進んでいく。