金融系の僕

金融系さらりーまんのライフスタイルブログ

漫画「MONSTER」が電子書籍の割引クーポンで読める

MONSTER

今まで電子書籍では読めなかった漫画「モンスター」が電子書籍で読めるようになりました。実写化でも観たいサスペンス・ミステリー漫画です。

作者によっては電子書籍化していない漫画があり、浦沢直樹氏の作品も残念ながら電子書籍化されていない為、紙版でしか読むことができません。

漫画アプリや電子書籍サイトでは出会うことの無い面白い漫画「MONSTER」を紹介します。

以前、電子書籍では読めないおすすめの漫画で紹介していた、浦沢直樹氏の漫画が電子書籍でも読めるようになりました。以下は作者のコメントです。

読者の皆さんへ

とはいえ、私はやはり紙の本が好きです。
手ざわり、匂い、ページをめくり読み進む実感とか。
しかしそうも言ってられない今日この頃。
電子書籍というメディアで、いかに読者の皆さんに漫画を楽しんでいただけるか。
最善の形を求めて、これからもいろいろなアイデアを出し合っていけたらと思います。
まずはお楽しみいただけたら幸いです。

作者と同様、私も紙の本が好きです。好きな本は紙で購入しています。

しかし、電子書籍になったことでおすすめの「モンスター」が広く読まれるようになることは嬉しいです。

電子書籍は割引きのクーポンもあるのでお得に読めます。

 

ストーリー

1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、西ドイツ(当時)・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に勤め、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し、ゆくゆくは外科部長から院長という出世コースを掴みかけていた。医師として漠然としたジレンマを感じつつも、深く考えることなく手術を重ね、研究に打ち込んでいた。 そんなある日、頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されてくる。Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを執刀し、ヨハンの命を救う。しかしそれが院長の不興を買うなどの結果となり、院内の政治力学によって、テンマの順風な状況は一変し出世コースから転落する。そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。同時に、入院中だったヨハンと彼の双子の妹が失踪する。 1995年、外科部長となり職務に励んでいたテンマの前に、美しい青年に成長したヨハンが現れる。テンマの患者ユンケルスを目の前で何の躊躇もなく射殺し、過去の殺人を告白するヨハン。殺人鬼を蘇らせてしまったと自らの責任を感じたテンマは、怪物ヨハンを射殺するために、ヨハンの双子の妹アンナに再会することを企てる。殺人犯の濡れ衣を着せられ、キレ者のルンゲ警部に目をつけられたテンマは、ドイツ国内を逃亡しながらヨハンを追跡する。

 「MONSTER」はビッグコミックオリジナルに連載されていたミステリー漫画で男性も女性も楽しめる作品です。

浦沢直樹の最高傑作!

 浦沢直樹の漫画は「YAWARA!」「MASTERキートン」「20世紀少年 」「連続漫画小説 あさドラ!」など有名なものが数多くあります。その中で個人的に最高傑作と思うのが「MONSTER」だ!アニメ化もされていてアマゾンプライムビデオやHuluで配信されているが、実写化に向いている漫画だと思う。

「20世紀少年」のようなSF?世界観がつかみにくい?漫画は苦手だが(映画化される程人気の作品ですが)、「MONSTER」はドイツやチェコを舞台にした本格的なミステリーサスペンスになっているので面白い! 

モンスターが面白い理由!

主人公は日本人のテンマだが、風景や登場人物が海外なのが作品の内容にとてもあっている。舞台や登場人物が日本だとしたら面白さが半減していただろう。

この漫画の面白いポイントは3点ある。1点目は謎の少年「ヨハン」を中心におきる怪事件、殺人鬼ヨハンは何者なのかその秘密に迫っていくところ。2点目はテンマが殺人犯と思われ敏腕刑事のルンゲに追い詰められていくところ。3点目は逃走中に出会う人々との群像劇だ。この3点が絶妙に絡み合い深みのあるストーリーになっていく。

 逃亡者のハリソン・フォードとトミーリージョーンズの戦いのようなテンマとルンゲ警部の攻防は息を飲む。そして冷酷で論理的なルンゲも独自の操作でテンマを追い詰めていきながらモンスターの謎に近づいていく。

タイトルのモンスターとは?ヨハン?この漫画を読み終えた時モンスターの意味がわかります。